【秋のケア】呼吸器を守る白い食材の活かし方

― れんこん・百合根で秋冬の空気に負けない体へ ―

季節が進むと空気が乾燥し、朝起きたときに「喉がイガイガする」「なんとなく息がしづらい」なんてことはありませんか?🍂
薬膳の世界では、秋から冬にかけては「肺」をいたわることがとても大切とされています。肺は呼吸をつかさどるだけでなく、肌や免疫とも深く関わる臓器。乾燥や寒さに影響されやすいため、この時期は特にケアが必要なんです。

そんなときの強い味方が 「白い食材」。薬膳では「白=肺を潤す色」とされ、れんこんや百合根、大根、山芋などが代表的な存在です🤍


白い食材のチカラとは?

  • れんこん 🪷:肺の熱を冷まし、咳や痰を和らげる。のどの乾燥ケアにも。
  • 百合根 🌸:滋養強壮や安眠にも役立つ、やさしい甘みの根。秋冬の薬膳では欠かせない。
  • 大根 🥗:消化を助け、喉や胃をすっきりさせる。風邪のひき始めにも。
  • 山芋 🍠:滋養強壮・免疫力アップ。粘りが肺や胃腸を守ってくれる。

これらの食材を取り入れると、呼吸が楽になり、風邪をひきにくい体づくりにもつながります。


私の「れんこんスープ」体験

数年前、秋になると必ず風邪をひいていた私。特に喉の痛みと咳に悩まされていました😷
そこで薬膳の先生にすすめられたのが「れんこんスープ」。半信半疑で作ってみたら、喉がすっと楽になり、体もぽかぽかに。翌年からは季節の定番スープとして取り入れるようになり、気づけば風邪知らずになっていました✨

「白い食材ってすごい!」と実感したのを今でも覚えています。


レシピ① れんこんと鶏肉のほっこりスープ

材料(2人分)

  • れんこん … 150g
  • 鶏もも肉 … 100g
  • しょうがスライス … 2枚
  • 塩 … 少々
  • 水 … 500ml

作り方

  1. れんこんは皮をむき、薄切りにする。
  2. 鍋に水と鶏肉、しょうがを入れて火にかける。
  3. アクを取りながら10分ほど煮込む。
  4. れんこんを加えてさらに5分。塩で味を調え完成。

👉 れんこんのシャキッと感がアクセントになり、喉にやさしいスープです🍲


レシピ② 百合根と大根のやさしい蒸し煮

材料(2人分)

  • 百合根(生または乾燥戻し)…50g
  • 大根 … 100g
  • 昆布だし … 200ml
  • 塩麹 … 小さじ2

作り方

  1. 大根はいちょう切りに。百合根は一枚ずつほぐして洗う。
  2. 鍋に昆布だしを入れ、大根を加えて柔らかくなるまで煮る。
  3. 百合根を加え、塩麹で味をととのえる。

👉 とろけるようなやさしい甘みで、疲れた夜におすすめ💤


今日からできる“白い食材ケア”

  • 朝ごはんの味噌汁に大根を加える
  • 夜はれんこんスープを常備する
  • デザートに百合根の甘煮を楽しむ

ちょっとした工夫で、呼吸がスッと軽く、肌の乾燥も和らぎます。


呼吸も肌もうるおう秋冬に

白い食材は、薬膳の知恵がぎゅっと詰まった身近な食材。
「最近、喉がイガイガする」「咳が長引く」そんなときは、ぜひ試してみてください🌿

体が喜ぶのを感じながら、秋冬を元気に過ごしましょう✨


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