【秋のケア】呼吸器を守る、白い食材の薬膳力

はじめに:秋ののど不調

季節の変わり目、朝晩が冷えて空気も乾燥してくると、のどがイガイガしたり、咳が出やすくなることがあります。
去年の秋、私も会議中に急に咳が止まらなくなり、マスクの中でごまかしながら過ごしたことがありました。

薬膳の視点で見ると、これは秋に強まる「燥邪(そうじゃ)=乾燥」の影響。乾燥は肺や呼吸器に負担をかけるため、のど・鼻・皮膚にトラブルが出やすくなるのです。

白い食材が「肺」を守る

薬膳では「白い食材は肺を潤す」と言われています。
特におすすめなのがこちら――

  • れんこん:のどの炎症や咳をやわらげる
  • 百合根(ゆりね):乾燥による咳や不眠にも
  • 大根:消化を助け、のどをすっきりさせる
  • :咳や痰をやわらげる定番食材

身近な食材なのに「肺を守る薬膳」になるなんて、ちょっと驚きですよね。


今日からできる!呼吸器を守る薬膳レシピ

🍲 れんこんと鶏肉のほっこりスープ

材料(2人分)

  • れんこん…150g
  • 鶏むね肉…100g
  • 生姜スライス…2枚
  • 水…500ml
  • 塩…少々

作り方

  1. れんこんは薄切り、鶏肉はそぎ切りにする。
  2. 鍋に水と生姜を入れ、鶏肉・れんこんを煮る。
  3. 塩で味を調えて完成。

ポイント

  • れんこんは半分すりおろして加えると、とろみが出て喉にやさしいスープに。
  • 鶏肉でたんぱく質も補え、体力アップに。

🥗 大根と梨のさっぱりサラダ

材料(2人分)

  • 大根…5cm分
  • 梨…1/2個
  • レモン汁…小さじ1
  • 塩…ひとつまみ

作り方

  1. 大根は千切り、梨は薄切りにする。
  2. レモン汁と塩で軽く和えるだけ。

ポイント

  • 火を使わない簡単レシピ。
  • 大根と梨の組み合わせでのどスッキリ&潤い補給。

🍚 百合根入りおかゆ

材料(1人分)

  • 百合根(乾燥でも可)…20g
  • 白米…1/2カップ
  • 水…400ml
  • 塩…少々

作り方

  1. 鍋に米と水を入れ、弱火でコトコト煮る。
  2. 柔らかくなったら百合根を加え、さらに10分煮る。

ポイント

  • 百合根はほっくりした食感でほんのり甘い。
  • 疲れと不眠気味のときにおすすめのおかゆ。

おわりに:白い食材でやさしくケア

秋の乾燥は、知らないうちに呼吸器を弱らせてしまいます。
でも、れんこん・百合根・大根・梨といった身近な「白い食材」を少し意識してとり入れるだけで、のどや肺を守り、呼吸を楽にしてくれるのです。

今日の食卓に白いひと品を加えて、秋の空気に負けないからだづくりをはじめてみませんか?


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