残暑の疲れがたまるころ、真っ先に弱ってしまうのが「胃腸」です。
夏はつい冷たい飲み物やアイスをとりがち。気づけば「食欲がわかない」「お腹が重い」と感じることも多いのではないでしょうか。私も、忙しい日のランチで冷たい麺を選んだ翌日、必ずと言っていいほど胃の重たさを感じてしまいます。
薬膳では、胃腸は「脾胃」と呼ばれ、エネルギーを生み出す大切な器官。ここが弱ると、だるさや疲労感が抜けず、秋に向けて体調を崩しやすくなります。そんなときにおすすめなのが「やさしいスープ薬膳」。消化にやさしく、体に負担をかけずに栄養を補えるのが魅力です。
目次
胃腸をサポートする食材
- 大根:消化を助け、胃もたれを防ぐ
- にんじん:胃腸にやさしく気力を補う
- 冬瓜:体の余分な熱を冷まし、むくみを解消
- なつめ:胃腸を保護し、自然な甘みで食欲を回復
これらはどれもスーパーで手に入る身近な食材。少し組み合わせを工夫するだけで、薬膳スープに早変わりします。
🥣 レシピ① 大根とにんじんのなつめスープ

材料(2人分)
- 大根…5cm
- にんじん…1/3本
- なつめ…3粒
- 水…500ml
- 塩…少々
作り方
- 大根とにんじんは食べやすい大きさに切る。
- 鍋に水・なつめ・野菜を入れ、弱火で20分ほど煮る。
- 塩で味を調えて完成。
👉 なつめの甘みがスープ全体に広がり、胃にやさしいほっとする味。
🥣 レシピ② 冬瓜と鶏むね肉のやさしい煮込み
材料(2人分)
- 冬瓜…200g
- 鶏むね肉…100g(そぎ切り)
- 生姜…ひとかけ(薄切り)
- 水…400ml
- 塩…少々
作り方
- 冬瓜は皮をむき、一口大に切る。
- 鍋に水・生姜・冬瓜を入れ、10分ほど煮る。
- 鶏肉を加え、さらに5分煮て火を通す。
- 塩で味を調えて完成。
👉 冬瓜がとろりとやわらかく、鶏肉のうまみが溶け込んだスープ。疲れた胃腸にぴったりです。
おわりに
冷たいものを控えるのはわかっていても、なかなか難しいもの。だからこそ、日常に「やさしいスープ」を一杯添えるだけでも大きなケアになります。
胃腸が整うと、体の疲れも軽くなり、次の季節を元気に迎える準備ができますよ。
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